岐阜市の家系 稲葉家さん!!

かなり前から気になっていた稲葉家さん！
茨城県にある王道家で修行をされた大将のお店。

タイミングが合わずなかなか行けませんでしたが
近くで所用があり、本日ついに初来店です。！

実は年明け初営業日にお邪魔しました。
お店の前にある駐車場はたっぷり30台以上。
共同駐車場いいですね。
広々としていて停めるのが簡単です。

駐車して車を降りた瞬間から
動物系スープのいい香りが漂ってきます。
期待に胸が高鳴ります。

開店時間ちょうどに到着しましたが
年初めの営業日だったこともあり
すでに30人を超える列。

人気店ということは知っていましたが、
まさかこんなにも行列ができているとは。

店内へ

45分ほど並び店内へ！
店内で待っていると、おそらく地元の常連さんでしょうか。
食べ終わって席を立つときに「今年もよろしくお願いします！」と
大将と挨拶をしている方がちらほらいらっしゃいます。

たくさんの方に愛されているラーメン屋なんだなと
とても気持ちが良い光景でした。

まずは食券の購入です。
ラーメンは家系ラーメン1種類で
100円で中盛りに変更できます。
また様々なトッピングが用意されています。

ご飯系は豚丼とチャーシュー丼の2種類あります。
ライスは大中小があり、サイズを選べるのはいいですね。

この日は味玉ラーメン(並)とライス(中)を注文しました。
相方も同じく味玉ラーメン(並)を注文していましたが

店員さんに「麺半分にしてトッピングを増やせますよ」とのことで
ほうれん草に変更していました。

通常だと麺半分で味玉トッピングですが
初めに味玉ラーメンを頼んでいたため
他のトッピングを選べました。

女性客やお子様にも優しい対応で
人気の理由が少し分かりました。

着丼

動物系出汁の香りが嗅覚を刺激します。
食欲に負けてすぐ食べそうになりますが、
一旦落ち着いて写真撮影。

茶色の鶏ガラ醤油スープの上に鶏油の層ができています。
よく食べる家系のお店では海苔2枚ですが
ここはデフォで3枚のようです。

真ん中には少し赤みがかった大きなチャーシュー。
その脇に味玉とほうれん草が載っています。
ほうれん草も通常で少し多いです。高評価！

まずはスープから。
濃い醤油が口いっぱいに広がりますが、塩辛さはありません。

鶏油が良い仕事をしており
まろやかで深いコクのあるスープに仕上がっています。

すっと体に入って染み渡るような心地よいスープです。
つい「美味い」と言葉が漏れます。

「呼び戻し」と言われる食材を継ぎ足しする製法で作られ、
毎日大量の豚骨と鶏ガラを使用して、旨味を凝縮しています。

スープにそこ知れぬ深みを感じ
リピーター続出するのも頷けます。


今まで食べた家系は塩辛いのが当たり前で
家系＝しょっぱいでした。
家系の奥深さを知りました。

まさかここまで塩辛さがなく
旨味が強いスープが存在するとは。
稲葉家さん恐るべし。

麺はモチモチしておりこだわりを感じます。
そしてスープによく合い美味しいです。

チャーシューは柔らかくとても風味が良いです。
弾力があるのに口でホロホロ溶けていくような
あまりない食感でとても美味しいです。

ホームページを確認すると
チャーシューは豚もも肉を使用し
窯で直火焼きして作られているそうです。
燻されていることで一風変わった
食感を作り出しているようです。

あまりのチャーシューの美味しさに
チャーシュー丼を頼めばよかったと後悔するほど。

次回必ずチャーシュー丼食べます！

卓上にはたくさんの調味料があります。

右から2番目の壺に入ったライスニンニクは
ライスを注文した方限定のトッピングになっています。
食券機横の冷蔵庫から自分で持ってくるシステムです。

このライスニンニクが凄くご飯に合います。
旨味たっぷりニンニクでご飯が止まりません。
スープのお供にライスを残しておきたいのに
どんどんなくなっていきます。

緑のグリーンニンニクの右側に
無臭ニンニクがあります。
仕事の昼休憩で
ニンニクの匂いが気になる人でも
食べることができます。

至る所にお店の優しさが見えます。

ラーメンは質・量ともに申し分ないほど高レベルで
さらに随所に思いやりの姿勢が見られ
とても気持ちの良いお店です。

まさに「魂は細部に宿る」を体現したラーメン屋でした。


家系ラーメン好きで
家から近かったら確実に常連になるレベル。
岐阜県に行ったらまた食べに寄りたいと思います！

お店情報

最後に

本当にラーメンが美味しかったです！！家系はそのしょっぱさから水が欲しくなるのが当たり前だと思っていましたが、稲葉家さんは違いました。こだわり抜かれたスープは最後の一滴まで飽きが来ません。今度はチャーシュー丼もセットで食べたいです。
こんなにも美味しいと大将が修行された茨城県の王道家が気になります。簡単にいける距離ではないですが、いつか食べに行きたいですね！